2026年のプロ野球ドラフト会議で注目を集めているのが、社会人野球の名門・王子に所属する左腕投手、樋口新選手です。
最速151km/hのストレートに加え、打者のタイミングを外す変化球やゴロを打たせる投球術を武器に、プロ球団からの評価を高めています。
樋口新選手のドラフト指名は有力なのか、何位で指名される可能性があるのか、気になっている方も多いのではないでしょうか。
王子での好成績や侍ジャパン社会人代表での活躍もあり、即戦力左腕として期待が寄せられています。
一方で、プロ入り後に活躍するための課題も確認しておきたいところです。
そこで当記事では、樋口新選手のドラフト評価や指名予想を中心に、王子での成績、球速や投球スタイル、出身校や大学時代の経歴まで詳しく紹介します。
樋口新選手がどのような強みを持ち、プロでどのような役割を期待できるのか、一緒に見ていきましょう。
この記事でわかること
- 樋口新選手の2026年ドラフト評価と指名予想
- 指名候補として注目される理由と球団の補強ポイント
- プロ入り後に期待される役割と課題
- ドラフト前に押さえておきたい注目ポイント
樋口新のドラフト評価は?2026年の指名予想を解説
2026年ドラフト候補 樋口新 LHP(王子) 178cm 84kgの体格から、最速151kmの直球とツーシームやスライダーなどの多彩な変化球を交えて打者を翻弄する本格派左腕。 指名順位は2〜4位と予想。 #ドラフト2026 #hanshin https://t.co/BN08BBHfZ4
— スズキ(ドラフト垢兼用) (@Twins_walleye) October 16, 2026
樋口新選手は、2026年ドラフトで指名候補に挙がる社会人左腕です。
王子での全国大会の実績や、侍ジャパン社会人代表で見せた投球は大きなアピール材料になっています。指名順位を断定することはできませんが、即戦力投手を求める球団にとって検討する価値のある選手といえるでしょう。
樋口新は中位〜上位指名が期待される即戦力左腕
樋口新選手のドラフト評価で注目したいのは、社会人野球で積み重ねてきた実績と、左投手としての希少性です。
自己最速151km/hのストレートを持ち、変化球も織り交ぜながら打者を打ち取れます。素材としての将来性だけでなく、実戦経験が豊富な点も魅力です。
2025年には王子の一員として都市対抗野球大会の優勝に貢献し、2026年も都市対抗で防御率1.65を記録しました。さらに、侍ジャパン社会人代表でも国際大会を経験しています。大舞台での登板経験は、プロ入り後の適応を考えるうえでも評価材料になるでしょう。
指名順位については、中位を中心に上位まで可能性を探る見方が考えられます。ただし、ドラフト前の評価は球団の補強方針や他候補との比較によって変わります。樋口新選手のドラフト指名が期待される一方、上位指名が確実とまではいえません。最終的には各球団の判断がポイントになります。
指名球団の候補と評価される理由
樋口新選手を必要とする可能性があるのは、先発を任せられる左腕や、投手陣の層を厚くしたい球団です。左投手は左右のバランスを整えるうえで重要な存在であり、複数の球種を使って打者を抑えられる投手は、チーム編成において選択肢となります。
樋口新選手の持ち味は、ストレートの球速だけではありません。チェンジアップやスライダーを使い、打者のタイミングを外してゴロを打たせる投球ができます。力で押すだけではなく、状況に応じて打ち取り方を変えられる点は、先発候補として評価される理由の一つです。
ただし、特定の球団が必ず指名するとは言い切れません。ドラフトでは左腕の補強状況だけでなく、指名順や他の候補選手の評価も影響します。樋口新選手のドラフト指名先を予想する際は、球団名を断定するのではなく、左腕の補強が必要か、即戦力を求めているかという観点から見ると理解しやすいでしょう。
2026年ドラフトで注目したいポイント
ドラフト直前に注目したいのは、樋口新選手が持つ実戦力と、プロで求められる安定性のバランスです。最速151km/hという数字は魅力ですが、プロの打者を抑えるには球速だけでなく、狙ったコースに投げ込む制球力や、試合を通して球威を保つ力も重要になります。
2026年の都市対抗では、樋口新選手は3試合に登板して16回1/3を投げ、16奪三振、防御率1.65という成績を残しました。奪三振を奪える能力に加え、全国大会で結果を残している点は、ドラフト評価を考えるうえで見逃せません。
一方で、プロ入り後の起用法は球団によって変わる可能性があります。先発として長いイニングを任されるのか、リリーフから経験を積むのかは、入団時の状態やチーム事情次第です。樋口新選手のドラフトを考える際は、指名順位だけでなく、投球内容や安定性、チームとの相性にも注目しましょう。
樋口新のプロフィール!年齢や出身・経歴まとめ
1位 渡部でも榊原でも前田でも 2位 星野 ここまでは多分既定路線 3位4位は楽天との兼ね合いや捕手外野の残り具合次第だよねぇ 私利私欲+αで考えるとベストは 渡部 星野 吉川凌 黒田義信 加藤宇 田山 かな このドラフトに近ければ近いほどいい
— ぎん (@bbcgin34) October 19, 2026
樋口新選手は、東京都東久留米市出身の左投左打の投手です。
千葉経済大学附属高校、愛知工業大学を経て、社会人野球の王子で活躍しています。2026年のドラフト候補として注目される背景には、学生時代の経験と社会人での成長があります。
樋口新の年齢・身長・投打などの基本情報
樋口新選手は2002年6月28日生まれで、2026年のドラフト会議時点では24歳です。左投左打の投手で、身長は178cm、体重は84kgとされています。最速151km/hのストレートを投げる左腕として、社会人野球で実績を重ねてきました。
出身地は東京都東久留米市です。小学生のころから野球を始め、中学時代は小平クラブでプレーしました。その後、千葉県の千葉経済大学附属高校へ進学し、愛知工業大学を経て王子に入社しています。高校以降は東京都を離れて野球に打ち込んできた経歴が特徴です。
なお、身長や体重については掲載情報によって差が見られるため、プロフィールを確認する際は公式の選手紹介も参考にするとよいでしょう。年齢だけでなく、投球内容や社会人での経験を合わせて見ることが、樋口新選手のドラフト評価を理解するうえで大切です。
千葉経済大附属高校から愛知工業大学へ進学
樋口新選手は千葉経済大学附属高校で投手として経験を積み、3年夏にはエースを務めました。高校最後の夏は地区大会決勝まで進んだものの、あと一歩で敗れ、甲子園出場は果たせませんでした。高校時代の悔しさは、その後の野球人生にもつながる経験だったと考えられます。
高校卒業後は愛知工業大学に進学し、愛知大学野球連盟でプレーしました。大学では下級生のころから順調に結果を残せたわけではなく、登板を重ねながら自分の投球を見直す時期を過ごしています。同期には、後に東京ヤクルトスワローズからドラフト1位指名を受けた中村優斗投手がいました。
大学4年時には投球内容が大きく向上し、秋季リーグでは防御率0.52、41奪三振を記録しました。最優秀防御率と最多奪三振のタイトルを獲得したことで、実力を示す結果を残しています。学生時代の経験と成長が、社会人での飛躍につながりました。
大学卒業時にプロ志望届を出さなかった理由
樋口新選手は大学4年秋に好成績を残しながら、卒業時にプロ志望届を提出せず、社会人野球の王子へ進む道を選びました。大学で結果を残した直後にプロ入りするのではなく、社会人でさらに経験を積む選択をしたことが、その後の成長につながっています。
大学時代は、同期の中村優斗投手の投球から刺激を受けていたとされています。自分との差を感じた経験をきっかけに、フォームやトレーニングを見直し、投球の質を高めていきました。早い段階でプロ入りすることだけを目標にするのではなく、自分に必要な成長を考えた進路選択だったといえるでしょう。
社会人野球では、都市対抗などレベルの高い大会で登板する機会を得て、実戦経験を積みました。王子での活躍によって、樋口新選手はドラフト候補として改めて注目されています。大学卒業時の決断は、結果的に投手としての可能性を広げる一つの節目になりました。
樋口新の王子での成績がすごい!都市対抗での活躍
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— マルコス#37🇧🇷 (@jef_marcos2008) October 19, 2026
樋口新選手の評価を押し上げた大きな要因が、社会人野球の王子で残した成績です。
入社1年目から都市対抗野球大会でチームの優勝に貢献し、年間を通じても安定した投球を見せました。2026年も全国大会や日本代表で結果を残し、ドラフト候補としての存在感を高めています。
社会人1年目にチームの21年ぶりの優勝に貢献
樋口新選手は2025年に王子へ入社すると、社会人1年目から大舞台で活躍しました。特に注目されたのが都市対抗野球大会です。4試合に登板して19イニングを投げ、20奪三振、防御率1.42を記録し、チームの21年ぶりの優勝に貢献しました。
都市対抗の2回戦では、西部ガスを相手に9安打を許しながらも10奪三振で完封勝利を挙げています。ピンチでも攻めの姿勢を崩さず、要所で三振を奪う投球が光りました。本人も、ピンチの場面こそ攻める投球を意識していると語っています。
社会人1年目から全国大会で結果を残したことは、樋口新選手の評価につながる実績です。経験豊富な打者を相手に試合を作り、チームの勝利に貢献できる点は、プロ入り後の即戦力性を考えるうえでも注目されています。
2025年の防御率と奪三振数を紹介
2025年の樋口新選手は、王子で公式戦18試合に登板し、7勝2敗、防御率2.05を記録しました。79イニングを投げて73奪三振を挙げており、三振を奪う能力を示しています。社会人野球の公式戦で年間を通して登板し、実績を積み上げたシーズンでした。
都市対抗だけでなく、日本選手権でも登板しています。日本選手権では2試合で8イニングを投げ、防御率2.25を記録しました。大きな大会で登板機会を得て、異なる相手や試合展開を経験できたことも、社会人投手としての成長につながったと考えられます。
一方で、2025年の公式戦通算では42四死球を記録しており、制球面には改善の余地があります。奪三振を奪える力と、四死球を減らして投球を安定させる力の両方が、プロで評価されるポイントになるでしょう。樋口新選手の成績を見る際は、防御率や奪三振だけでなく、四死球数も合わせて確認したいところです。
2026年の都市対抗と侍ジャパンでの実績
2026年も樋口新選手は重要な大会で結果を残しました。都市対抗野球大会では3試合に登板し、16回1/3で16奪三振、防御率1.65を記録しています。初戦から14イニング連続無失点を記録した点も、安定した投球を印象づける材料です。
さらに、侍ジャパン社会人代表の一員として国際大会にも出場しました。韓国代表との試合では7回を投げて4安打無失点に抑え、強豪相手にも通用する投球を見せています。代表活動を通じて、普段とは異なる環境や対戦相手を経験できたことも大きな収穫でしょう。
2026年の実績は、樋口新選手が社会人野球の中だけでなく、国際舞台でも力を発揮できることを示しています。ドラフト評価では、全国大会での結果と代表での投球を合わせて見ることが重要です。今後は制球面の安定や球威の維持が、さらに評価を高める鍵となりそうです。
樋口新の最速151キロ!投球スタイルとプロでの評価
らみあ@鯉党 の理想ドラフト(2日前)(当たりパターン) 1位 渡部海 2位 山里宝 3位 樋口新 4位 野村亮輔 5位 高義博 6位 岡田光平 7位 北口晃平 以下育成 1位 渡邊隼輔 2位 西田陽紀 3位 新井亮規浩 渡部も山里も欲しいので、上位投手は諦め
— らみあ@鯉党 (@RAMIA_Carp) October 20, 2026
樋口新選手は最速151km/hのストレートに加え、スライダーやチェンジアップなどを使い分ける左腕です。
球速だけで打者を押し込むのではなく、腕の振りや変化球を生かしてタイミングを外し、ゴロを打たせる投球を得意としています。プロで通用するかを考えるうえでは、長所と課題の両方を押さえる必要があります。
直球とスライダー・チェンジアップが武器
樋口新選手の最大の魅力の一つは、左腕から投げ込む力のあるストレートです。自己最速は151km/hで、社会人の公式戦でも147km/hや148km/hを計測したことがあります。ただし、試合中の球速は状況や登板環境によって変わるため、最速の数字だけで実力を判断することはできません。
変化球ではスライダーやチェンジアップなどを使い、打者のタイミングをずらします。特にチェンジアップは、ストレートと腕の振りが似ているため、打者が球種を見極めにくい点が強みです。速球を意識させながら緩急をつけることで、空振りや打ち損じを狙えます。
球速と変化球を組み合わせられることは、先発投手として評価される要素です。プロでは、同じ球種でも打者の反応に応じて配球を変える力が求められます。樋口新選手が持ち味を発揮するには、ストレートの質を保ちながら変化球を効果的に使うことが重要になるでしょう。
ゴロを打たせる投球とゲームメイク力が強み
樋口新選手は三振を奪うだけでなく、打者にゴロを打たせる投球も評価されています。ストレートで打者を詰まらせたり、変化球でタイミングを外したりすることで、強い打球を減らす投球が持ち味です。打者の反応を見ながら投球を組み立てる力は、試合を作るうえで重要な能力です。
プロ球団のスカウトからも、打者にゴロを打たせる点やチェンジアップの使い方が評価されています。打球を上げさせず、守備陣の力も生かせる投手は、長いイニングを任される先発候補として魅力があります。樋口新選手は、球速だけに頼らない投球ができる点で注目されます。
また、全国大会で登板を重ねてきた経験も、ゲームメイク力を支える要素です。ピンチでも投球を立て直し、状況に応じて打者への攻め方を変えられるかどうかが、プロでの評価を左右します。樋口新選手の強みは、球威と変化球に加え、試合の流れを考えながら投げられる点にあるといえるでしょう。
制球力と球速維持がプロ入り後の課題
樋口新選手の課題として挙げられるのは、制球の安定性です。2025年の公式戦通算では42四死球を記録しており、打者を抑える力がある一方で、無駄な走者を出す場面を減らす必要があります。プロの打者は四球を見逃さず、出塁を得点につなげる力も高いため、制球力は重要な評価項目です。
もう一つ注目したいのが、試合を通じた球速や球威の維持です。最速151km/hという能力を持っていても、毎回同じ球速を出せるとは限りません。先発として長いイニングを投げる場合は、疲労が出た場面でもストレートの質を保ち、変化球を含めて安定した投球を続けることが求められます。
ただし、課題があるからといってプロで通用しないと判断するのは早計です。社会人で培った経験やゴロを打たせる技術は、プロ入り後にも生かせる可能性があります。制球面が改善すれば、先発だけでなく複数の役割を担える投手として評価が高まることも考えられます。
樋口新の大学時代は?中村優斗との関係と成長の軌跡
樋口新選手の成長を語るうえで欠かせないのが、愛知工業大学時代の経験です。大学では思うように結果が出ない時期を過ごしながら、フォームやトレーニングを見直して投球を改善しました。同期の中村優斗投手から刺激を受けたことも、成長のきっかけになったとされています。
愛知工業大学での苦悩とフォーム改造
愛知工業大学に進学した樋口新選手は、入学当初から順風満帆だったわけではありません。同期の中村優斗投手が高い能力を見せるなか、自分との差を感じることもあったといいます。周囲の活躍に刺激を受けながら、自分に足りないものを見つめ直す時期を過ごしました。
樋口新選手は、同じやり方を続けるだけでは成長できないという危機感を抱き、3年冬にフォームやトレーニングを見直したとされています。投球の動きを改善し、球の出どころや腕の振りを意識することで、打者にとって打ちにくい投手へと成長していきました。
本人が語った「うまくいかないことばかり。日々挫折です」という言葉からも、試行錯誤を重ねてきた姿勢が伝わります。大学時代の苦悩は、単なる遠回りではなく、自分の課題と向き合う経験になりました。その積み重ねが、4年時の好成績や社会人での活躍につながっています。
大学4年秋に防御率0.52で2冠を獲得
大学4年秋の樋口新選手は、愛知大学野球連盟で防御率0.52を記録し、リーグトップの成績を残しました。奪三振も41個を記録し、最優秀防御率と最多奪三振の2冠を獲得しています。大学生活の終盤に投球の質を大きく高めたことが、数字にも表れました。
通算成績だけを見ると、大学時代は勝ち星に恵まれた投手とはいえません。しかし、4年春には防御率1.17、秋には0.52と、最終学年で安定感を増しています。成績の推移を見ると、経験を積むなかで投球内容を改善し、結果につなげたことが分かります。
この実績があったからこそ、大学卒業時の進路選択にも注目が集まります。樋口新選手はすぐにプロ入りするのではなく、社会人野球でさらなる成長を目指しました。大学時代に身につけた投球技術を、より高いレベルの打者との対戦で磨いてきたことが、現在のドラフト評価を支える土台となっています。
挫折を乗り越えて社会人野球で開花
樋口新選手は高校時代に甲子園出場を逃し、大学でも下級生のころから常に主役だったわけではありません。思うようにいかない経験を重ねながら、投球を見直して成長してきました。大学卒業時にプロ志望届を出さず、王子で経験を積む道を選んだことも、その歩みを象徴する決断です。
王子に入社した2025年には、都市対抗野球大会でチームの21年ぶりの優勝に貢献しました。さらに、2026年は侍ジャパン社会人代表として国際大会を経験し、韓国代表を相手に7回無失点の好投を見せています。社会人での経験を通じて、全国大会や国際舞台でも結果を残せる投手へと成長しました。
樋口新選手の歩みは、早い段階で結果を出すことだけが成長の道ではないと感じさせます。苦手な部分を見つめ直し、環境を変えながら力を伸ばしてきたことが大きな強みです。2026年ドラフトでは、実績に加えて、経験から培った対応力や精神面も評価のポイントになりそうです。
樋口新のドラフトについてまとめ
当記事では、樋口新選手のドラフト評価や指名予想、王子での成績、投球スタイル、大学時代の経歴について紹介しました。樋口新選手は最速151km/hのストレートを持ち、変化球を使ってゴロを打たせる投球が魅力の社会人左腕です。
王子では2025年の都市対抗優勝に貢献し、2026年も都市対抗や侍ジャパン社会人代表で実績を残しました。大学時代には防御率0.52で2冠を獲得しながら、社会人で経験を積む道を選び、着実に成長してきました。こうした経歴と大舞台での実績は、ドラフト評価を考えるうえで大きな材料です。
一方、プロで安定して活躍するには、制球力の改善や球速・球威の維持も重要になります。指名順位や入団先は球団の補強方針によって変わるため、現時点で断定はできません。樋口新選手がどの球団から指名されるのか、今後の評価やドラフト当日の動向に注目しましょう。